9月25日の雑記 成果主義とVITAのイメージ戦略

 柳龍拳の波長をズラした!!
 と、一部にしか分からないネタで、今日の雑記はスタートです。

日本マクドナルドが定年制を復活 「成果主義」思惑はずれ若手育たず (1/2) : J-CASTニュース 日本マクドナルドが定年制を復活 「成果主義」思惑はずれ若手育たず (1/2) : J-CASTニュース 日本マクドナルドが定年制を復活 「成果主義」思惑はずれ若手育たず (1/2) : J-CASTニュース
 年功序列成果主義に関わらず、根本的に必要な事は「人間を評価できる能力」なんですよね。結局のところ、会社はそれを身に付けることが出来ないからこそ、こういった楽な制度を導入してしまうのですよね。
 こういった問題山積の評価制度もそうですが、評価云々以前に企業が新人の教育に金を掛けなくなってきたのも気になります。
 正当な評価も受けれず、教育もされない昨今の新入社員は大変だろうと思います。挙句の果てに「ゆとり世代」と十羽一絡に扱われるのですから、たまったものじゃないでしょう。
 いずれ、彼らが爆発した時に矛先が向くのは私の世代ですから、できるだけ上手くやってほしいものです。今の経営層には。

●VITAのイメージ戦略について
 ちょっとTwitterでつぶやいてまとめきれなかったのですが、VITAのイメージ戦略の話。
 発表以降のVITAのイメージ戦略は、魅力だけを喧伝し都合の悪い部分を隠し続けた事で成功していたんですけど、いつかはその都合の悪い部分を明かさなければいけなくなる訳で、元々時限的な戦略だったと考えています。
 つまり、ユーザーの夢が覚めるまで、VITAの期待度をどこまで上げれられるかが勝負だった。しかしながら、例のSCEカンファレンスで予想より早く夢が覚めてしまった訳です。しかもそれが、任天堂の反撃時と重なるという最悪のタイミングだったので、その反動で一気にお通夜ムードに陥ってしまったという。ある意味、自業自得ではあるのですが。

 まあ、イメージ戦略だけでは勝敗を決するまでには行かないという教訓じみた話ではありますが、当然ながら、これで勝負が決したわけではありません。
 そもそも私は、現実に発売されている3DSと発売前のイメージだけで語られていたVITAを比較する事自体が異常だと感じていましたが、それが正常な状態に戻っただけなのだと考えています。
 本当の勝負は、実際に発売されて実際にゲームが我々の手に渡ってからが始まるのだと。
 少し前の、VITAが成功するはずだという観測が的外れだったと同じように、VITAが必ず失敗すると、今の時点で断言するのはおかしいのです。
 イメージ戦略によるVITAのベールが剥がれたのは事実ですが、ポテンシャルを秘めたハードであることには変わりありません。
どのような体験をもたらしてくれるのか。そして、本体を買ってまでやりたいゲームが出てくるのかどうか。年末までの情報で見極めたいと思います。
 ただ、無意味なイメージ戦略やハッタリは必要ありません。単純に、ゲームの内容でアピールしてほしいと思います。
 そういう意味では、3DSも同じ。実際に発売されたゲームがアレな出来だったりしたら、一気に突き崩されるでしょう。
 いずれにしても、一ユーザーとしては、面白いゲームが出るのを期待するだけなんですけどね。