児童ポルノ禁止法改正案は怖いよ
自己の性的好奇心を満たす目的で、児童ポルノを所持した者は、一年以下の懲役又は百万円以下の 罰金に処するものとすること。
児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案要綱、第2条第2項より引用
個人的に、今回の児童ポルノ禁止法改正案において一番恐ろしいと考えているのが、違法かどうかの判断基準が主観に基づいている事。
誰が判断して性的好奇心と認めるのか。
極論だが、家族から送られてきた親戚の女の子の写真をスマートフォンに保存していたとして、「誰か」が女児に性的好奇心を抱いていると感じたら、俺は処罰対象になるという事ではないか。
A「これは親戚の写真で、そんな気持ちを抱くわけがないじゃないか!」
B「いや、ロリコン野郎の言い訳など、聞いていられるか!」
A「親戚ですよ?血が繋がってるんですよ?」
B「ロリコンは、実の兄弟でも餌食にするものだ!」
A「俺がロリコンという証拠は?」
B「こんな写真を持っていたからだ!」
以下ループ、とならず、Bさんの主張が通りAさんはロリコンのレッテルを貼られます。
こんなクレーマーに絡まれただけで、犯罪者呼ばわりされかねない法律。
私は反対です。
ちなみに、規制賛成派の方々も施行前に身の回りの未成年写真は始末した方が良いですよ。
家族の写真でも、近親相姦欲望が有るとみなされたら終わりですからね。