立体視を活かす為のワンアイデア「ひゅ〜ストン」

ちょっとゲーム購入の間隔が空いたので、前々から評判が高かった3DSのひゅ〜ストンを購入。これは中々に面白いですね。

ルールは単純。井戸の中に石ころ等を落として、ゴールとなる水面まで操作する。井戸の中には障害物が有るので、石ころを操作し避けながら進んでいく。

簡単な話、アクセル押しっぱなしのレースゲームな訳ですが、特記すべきは立体視との相性。距離感の把握がしやすい事も去る事ながら、やはりその迫力。自機となる石ころは、障害物に当たらなければ慣性の法則でどんどんスピードが上がっていく訳ですが、迫ってくる障害物の迫力は半端では有りません。これは言語に尽くせないので、ぜひやってみてほしいです。

ちなみに、このゲームでは飛び出してくると言うより迫ってくるという表現がピッタリです。「覗き込む」というゲーム設定上それが似つかわしいのですが、3DS立体視と相性がピッタリです。いや、3DSに限らず、立体視の真骨頂は奥行きの表現に有るのではないでしょうか。

ひゅ〜ストンはワンアイデアのゲームには違いないですが、だからこそ立体視を活かす為のアイデアに特化している印象が有ります。そして、立体視を活かしたゲームをやりたい方には、まずこれをオススメしたい、そんなゲームです。

3Dなんて要らないよと思っている方には特に、この新次元を試していただきたい。500円と安価ですし、損はさせないと思います。