好きか嫌いか関係無く、その褒め方が気に入らない

いつも見ているブログで、ちょっと気になる話題が語られていました。
自分の嫌いな対象を他人から褒められるのを見て我慢がならない人間がいる事についてですが。

自分の嫌いなものを好きな人もいる、という当たり前のこと - FANTA-G -
http://plaza.rakuten.co.jp/fantag/diary/201107030000/
今日のアレコレ:島国大和のド畜生
http://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-1991.html

全く同意でして、他者の趣味と合わないのは当たり前で、その事を批判するのは完全にお門違い。ゲハ板でよく見られますが、どこにでもそういう人間がいてうんざりさせられることも多いです。
しかし、翻って自分を振り返ると、好きなものを貶められる事はもちろん、嫌いなものを褒められると少しイラっとしたりして。口外はしないだけで、あまり人の事は言えなかったります。

ただ、よく考えたら、自分の好きな対象を褒められてもイラっとする事があって、逆に自分の好きな対象を批判されても「なるほど」と思う時もあって、これって、褒め方や貶め方の問題じゃないかなと。

例えば、自分は魔法少女まどか☆マギカが好きなんですが、「第二のエヴァ」に仕立てようとしているかのような、無闇に持ち上げている論調には嫌悪感を感じることが有ります。「哲学」だの「宗教」など持ち出して、基本的には評価しているんでしょうが、自分語りの踏み台にしているだけじゃないんかと。
逆に、SF見地から批判(というより批評)している人も居て、逆に「なるほど」と思ったり。
ゲームとかでもそうですね。嫌いなのは「売上」だけで褒めたり貶したりする事。
そのゲームが好きか嫌いか関係なく、「売上」だけで評価するのはおかしいだろうと。

結局、自分が気になるのは批評の質の方なんだろうなと、再認識した次第でございます。