アンタッチャブルになっていること自体が問題なのだ「平林久和氏のゲハブログに対する言及について」

 すでに各地で話題になっていますが、平林久和氏のゲハブログに関する記事が反響を読んでいます。
言論の自由はどこまで言論の自由を許すか?・・・平林久和「ゲームの未来を語る」第21回 / GameBusiness.jp 言論の自由はどこまで言論の自由を許すか?・・・平林久和「ゲームの未来を語る」第21回 / GameBusiness.jp 言論の自由はどこまで言論の自由を許すか?・・・平林久和「ゲームの未来を語る」第21回 / GameBusiness.jp
 元ページは、アクセスが集中しているためか重くなっているので、下記のyahoo!ニュースでも同じ内容が読めます。
言論の自由はどこまで言論の自由を許すか?…平林久和「ゲームの未来を語る」第21回 (インサイド) - Yahoo!ニュース 言論の自由はどこまで言論の自由を許すか?…平林久和「ゲームの未来を語る」第21回 (インサイド) - Yahoo!ニュース 言論の自由はどこまで言論の自由を許すか?…平林久和「ゲームの未来を語る」第21回 (インサイド) - Yahoo!ニュース
 平林久和氏と言えば「ファミコン必勝本」時代からライター業をされている方で、「ゲームアナリスト」として有名です。そんな氏が、昨今問題となっている「ゲハブログ」に対しての否定的な言及。
 ゲーム業界人からの軽い言及は以前にもありましたが、「はちま寄稿」と「オレ的」を名指しで批判的な言及がされたのは珍しいです。どことなくぼかしたり、黙殺(黙認?)したり、擦り寄ったりすることはありましたが。
 それにしても、今回の記事の公開時のつぶやきを見て、恐怖とやるせなさを感じました。

@HisakazuH
平林久和/H.Hirabayashi
そして、腹をくくるとでも言うのでしょうか。今日、公開される記事に思いをめぐらし、自分で自分を落ち着かせていました。私は今、ゲーム業界でタブー視されている、アンタッチャブルになっていると思われることを書いたからです。

 ゲハブログがここまでアンタッチャブルな存在になっていたとは!

 それにしても、実際に読んでみると批判というより問題提起の内容です。にもかかわらず、手が震えるほどの覚悟が必要だったとすれば、我々ユーザー側からうかがい知れることのできない、負の影響力を想像させます。
 今後、どのような展開が待っているのか、推移を見守りたいと思います。


 と、優等生的な文章はここまでにして、ここからは自分の気持をぶちまけます。

 平林久和さん、素晴らしいです!!

 ゲハブログを黙認するどころか擦り寄る業界人も多い中、こういう名指しの発言をしただけでも賞賛に値します。
 最近は、ゲハブログに反応する方を揶揄する空気もでてきました。反応するからつけあがるのだと言いたいのでしょうが、そんなの何もしない人間の言い訳に過ぎない!

 今のネットの世界は、「ネット放火魔」が収益を上げる事が出来る仕組みになっています。(今のアフィリエイトシステムでは、どんなアクセスでも集めれば収益に繋がってしまいます)
 当然、そういう仕組みやシステムを是正する必要はあるでしょう。
 はちまやjin(まとめてハチジン)を潰しても、第三第四のゲハブログが誕生するというのも事実でしょう。
 また、彼らだけが問題じゃないというのも正論でしょう。
 ゲハ板や2ちゃんねるそのものが問題だという意見も有るでしょう。
 でもね、そんな正論を論じる前に、目の前の「ネット放火魔」をなんとかするべきでしょう?

 ゲハブログも無視すれば、勝手に廃れるという希望的観測を出していた人もいましたが、結局それはただの希望で無意味でした。
 害悪をまき散らして収益を上げる輩は、自発的に止まることはあり得ません。誰かが行動を起こし、誰か止めるしか無いのです。だから、希望的観測を抱くのは自由ですが、行動する者を揶揄する行為だけはやめて欲しいと思います。

 さて、今後の展望ですが、記事そのものに対する批判も生じるでしょう。しかしながら「平林氏VSゲハブログ」という問題に矮小化すべきではないと思います。
 あくまで、平林氏の提示した「ゲハブログ問題」に真摯に答えることが大事だと私は考えます。

 それと、今回の件をまとめサイト陣がどのように取り上げるのかに関心があります。と言うか、これだけおいしい騒動なんだからニュースサイトも2chまとめサイトもどんどん取り上げろと。むしろ、取り上げない理由を教えて欲しいくらいです。
 と、無意味に挑発的な文章で締めとさせて頂きます。